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大吉月報2023年07月無料鑑定

今月の無料鑑定「娘の頭痛が心配です。いつまでつづくのか……」

●ご相談者

Gさん(50代、女性)

●お悩み

娘のAのことでご相談です。

4月から高校生になり、お弁当箱を買って自分で毎朝作るつもりでいたり、長女のお下がりだった通学用の自転車を新調したりして、とても張り切っていたのですが、ゴールデンウイークを過ぎたあたりから、以前のように毎日頭痛に悩まされるようになってしまいました。

起床時から就寝時まで頭痛がありますが、頭痛で眠れない、ということはありません。とにかく覚醒時は常に頭痛ありという状況です。

以前、大吉先生からご指摘されたように、霊感が強いようで、何人かの霊能者やスピリチュアルカウンセラーさんに相談させてもらってきました。

やはりAは生きてる人や見えないものの念を受けやすく、それが体調不良につながっているとのこと。

霊能者でヨガの先生からは、とにかく「自分の力で克服する」という強い意志の下、ヨガで自律神経を整えてエネルギーの高い、憑依されにくい体を作ろう! 3ヶ月でよくなろう!と言われ、Aもがんばりたいと取り組み始めたところです。

ですが、毎日頭痛やそれに加えて時々吐き気や倦怠感も加わり、無理やり登校しては早退、午後だけ登校、もしくは欠席、ということを繰り返しています。

今の高校は、家族ぐるみで仲良しの一学年上のお友だちに誘われて決めました。

でも最近、Aは通信制の高校に転校した方がいいかなあと悩み始めました。

一番は体調が戻り、元気に登校、勉強も部活も今の高校で頑張りたいけど、とにかく具合が悪くて辛いと言います。 

今の高校は単位制で、授業への参加率が大切になるため、この教科はまだ大丈夫、これは出ないとまずい、というようなプレッシャーとも闘っております。

私としては、合格させてくれた先生には申し訳ないなあと思いつつも、通信制に変えたら心身ともに楽になるのだろうなあ、と考えてしまいます。

ただ、のちに、A自身が「やっぱりもう少し頑張ればよかった」などと後悔しないかなと心配もしてしまいます。

今の高校ではすぐに友達もでき、遠足などの行事には頭痛があっても楽しく参加できていましたので。

さらに体育祭や文化祭などの行事が盛んでとても盛り上がると評判でAも楽しみにしていましたが。占い的に学校との相性というのもあるのでしょうか。

ヨガや整体などの先生にお世話になりながら何とか体調不良を克服し今の高校で頑張れるのか、通信制に移った方がよいのか、とても悩んでおります。

●お答え

【※プライバシー保護のため、一部を伏せ字にしています。やや見にくいかも知れませんが、あしからずご了承ください】

 癸  壬   ×  ×  ×
 卯  子   ×  ×  ×

 宿命三干支(右から年干支、月干支、日干支)に、10年に一度変わる「大運干支」(Aさんは本年から「壬子」を通過中)、その年の年運干支「癸卯」(万人共通)を加えた「五柱法」という見方で見てみます。

 まず、Aさんの大運は、今申しあげたとおり、今年の2月から「壬子」に変わったばかり。

 癸  壬   ×  ×  ×
 卯     ×  ×  ×

 いわゆる「接運」の状態にあります。

 接運とは、10年ごとに変わる「大運」の境目(最後の一年と、それに続く新しい大運の最初の二年)の三年間を言うもので、つまりAさんは現在三年間の「接運」二年目。

 接運の時は、大運干支という大きな運氣が変わるせいで、いろいろと「ブレ」が出やすいと言われています。

体調不良
運氣の変化
精神不安

 こういったことが起こりやすい、ある種の不安定な運氣のただ中だと考えられないことはありません。

 Aさんの場合は霊的に繊細な部分をお持ちなので、人並み以上にそうした「見えない氣の変化」の影響を受けている可能性はなきにしもあらずです。(もちろん「生きてる人や見えないものの念を受けやすく、それが体調不良につながっている」可能性もあります)

 さらに本年の健康運ですが、子細に見てみますと、

 癸  壬   ×  ×  ×
 卯  子   ×  ×  ×

 この5つの干支を五行(木火土金水)に変換してみますと――

 水  水   ×  ×  ×
 木  水   水  ×  水

 となり、全部で10個あるうちの半分、5つが「水」。

 水  水   ×  ×  ×
 木  水   水  ×  

 つまり本年は「水性」が強力な「忌神」となってしまっており、そこに「接運」もありますので、運氣のバランスがくずれてしまうと、ちょっぴりたいへんな運勢であることはまちがいありません。

 また、十干の世界はXとYがくっつくと、それぞれがまったく別の十干に変化してしまうこともありますため、そうなりますと最終的には、

 木  木   木  木  ×
   水   水    水

 今度は「木性」の数が尋常ではなくなる異常事態。

 基本的な考え方として、誘発しやすい病気としては、

①五行(木火土金水)のうち「五柱法」内に存在しない五行

②思いきり偏りが出ている五行

 のいずれかに「禍」が出やすいと考えられますので、本年のAさんに関して言えば、

①金(ひとつもありません)

②水(とても偏っています)

③木(運勢の五行が変化した後、とても偏りが出ます)

④火(運勢の五行が変化した後、ひとつもなくなります)

 の4つに関する病気が出やすい一年です。

 具体的には――

【金気】

肺、大腸、気管支、ぜんそく、鼻炎、咳、呼吸困難、風邪、便秘、皮膚病、アレルギー

【水気】

腎臓、膀胱、耳、婦人病、前立腺、腰痛、子宮関連、関節炎、髪

【木気】

肝臓、めまい、偏頭痛、目の病気、不眠症、耳鳴り、精神不安、イライラ

【火気】

心臓、小腸、血圧、ノイローゼ、冷え、発汗、血液

 そうしますと、「木気の病気」に「偏頭痛」がありますので、もしかしたらこうした運勢の影響もないとはいえない本年度のAさんのお身体。

 では来年はどうでしょう?

 2024年は「甲辰」年で、接運最後の一年です。

 甲  壬   ×  ×  ×
 辰  子   ×  ×  ×

 これを五行(木火土金水)に直しますと、

 木  水   ×  ×  ×
 土  水   水  ×  水

 ひとつも「金」がないのは同じですが、「水」の暴走は一段落。ただし十干がくっついて変化をしたとすると、

 木  木   木  木  ×
 土  水   水    水

 やはり「木気」については、来年も注意が必要になります。

 つまり――

【木気】 肝臓、めまい、偏頭痛、目の病気、不眠症、耳鳴り、精神不安、イライラ

 もし頭痛に苦しんでいらっしゃるとしたら、来年も引きつづき、同じように頭痛が出やすくなっても不思議ではない運氣。(木気過多+接運最終年)

 ――ということで、ちょっと頭痛は心配ですね。

 占い的な判断で言えば今申しあげたとおり、いささか長引いてもおかしくないことになってしまうのですが、あまりに長引くようでしたら、やはりお医者様にご相談なさるのがよろしいかと思います。(頭痛の原因はいろいろです)

 そして、通信制の高校に移った方がよいかどうかですが(まずは今申しあげましたとおり、お医者様の診断をしっかりと受けた上でのことになりますが)、「占い的に学校との相性というのもあるのでしょうか」とございますが、算命学的に言いますと「ある」ということになり、ではAさんはどうかといえば、私立か公立かで言えば公立の一般校向き。

 自由度の高い校風(ある種の「私立」とか)より、ある程度制限や枠を固定した形の教育のほうが、より大きな効果を上げやすい星のもとにお生まれです。

 Aさんはそうした環境に身を置いた上で「努力の積み重ねで少しずつ才能を発揮していくタイプ」ですので、お考えの通信制高校がいわゆる「私立」的なカルチャーではなく、公立校的な環境をしっかりと用意してくれる学びの場になるようでしたら、心機一転を考える道もありかもしれません(ただし、今通われている学校が「公立一般校」でしたら、今現在も決して宿命からはずれてはおりません)。

 いずれにしましても、Aさんの頭痛の原因をしっかりと見定め、体調とご相談なさりながら、ご本人にとっていろいろな意味で無理のない、しかもできるだけ宿命にあった進路へとお進みいただくのが一番かと思います。

 どうぞお大事になさってください。

 占い的には「やや長期戦」と出てしまいますが、一日も早くいやな頭痛から解放されますこと、心よりお祈りしています。