京都市左京区にある、小さなクリニック。ここで診察にあたる91歳の心療内科医の言葉が、いま注目を集めています。
後悔しない、競争しない、我慢しすぎない、「しなやなか生き方」とは? 藤井英子医師のはじめての書籍『ほどよく忘れて生きていく』から、一部抜粋、再構成してお届けします。(©文春オンライン/上のリンク記事とここまでの文章の著作権は「文春オンライン」さん、および藤井英子さんにあります)
著者の藤井英子先生は、御年91歳の現役医師(!)。
出産を機に一度はお辞めになった医師の道に再び帰っていらしたのは、51歳の時だそうです。
専業主婦として育児にたずさわっていたときも、通信教育で栄養学や心理学を学んだりと、たえずご自身をアップデートし続けられるエンジンがあったからこその人生かも知れませんが、私(運営黒猫)のような凡人は学ぶところ大だなあと思ったり。
「一番身近な人にこそ、「ときどき、きちんと」。 「親しき仲こその礼儀」を意識すると、 スッと気持ちのいい風が流れます。」
誰にでもできそうでいて、じつは誰も真剣にはやっていないのではないかと思えるようなことを、含蓄に富んだ言葉で読者に伝えようとしてくれています。
それにしても、91歳…。
「いやいや、もう歳だから」などと年齢を理由にするのは、つまるところ「甘え」なのかも知れないと、つい自戒。
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